うさ子の育児&猫日記

夫と2人の子供と猫さんとの暮らし、ベビ待ちの記録などなどを綴っています。コメントは承認制ですがお気軽にどうぞ(*'ω'*)b

生後1ヶ月。RSウイルスに感染!!!

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もうすぐ生後3ヶ月を迎える息子、生後1ヶ月の終わり頃に なんと、RSウイルスに感染してしまいました。こんな真夏に、それも生後1ヶ月で感染するなんてびっくりしますよね。結果としては軽症で済んで良かったのですが、今日はその時の事を書いておきたいと思います。

 ◆目次◆

RSウイルスってどんな病気?

RSウイルスとは、RSウイルスによる呼吸器感染症です。約4~5日の潜伏期間ののち、鼻水、咳、38~39度の発熱など風邪症状が現れます。大人が感染した場合は鼻風邪程度の軽い症状で済む事がほとんどですが、1歳未満の子供が感染した場合、肺炎や細気管支炎など重症化しやすいと言われており、特に、生後6ヶ月未満の乳児は注意が必要です。

感染した時の治療は、インフルエンザウイルスのような特効薬が無いため、解熱剤、気管支拡張薬、去痰薬を使って症状を和らげる治療が行われます。また、RSウイルスのワクチンも無い為、完全に予防する事は難しいと言われており、1度感染しても何度も感染する可能性があります。 

 

娘がRSウイルスに感染した時の記事はこちらになります。よろしければご覧ください。

usako-diary.hatenablog.com

 

そう、RSウイルスは1度感染しても何度も感染するのです。

 

この夏、娘が通っている保育園でRSウイルスが流行し、娘が感染。そして生後1ヶ月の息子にも感染してしまったのです。

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いやいや、ちょっと待って!

産まれて間もない赤ちゃんは、風邪など病気に罹らないのでは?←これ、よく言われますよね。それが違うかったんです。

 

生後6ヶ月までの赤ちゃんでもRSウイルスに感染する

確かに、産まれて間もない赤ちゃんはお母さんから受け継いだ免疫に守られていますし、母乳を飲む事によって、その免疫を更に受け継ぐ事が出来ます。この事から生後6ヶ月までの赤ちゃんは風邪など病気に罹らない!とよく言われるのですが・・・

でも、やはり、どんな病気にも罹らないのではなく、RSウイルスのように、お母さんの免疫が効かない病気もたくさんあるようなのです。

息子の事が大好きな娘。潜伏期間中は症状が出ないので、RSウイルスに感染している事なんて分かりませんし、気付いたとしても、家の中で娘と息子を隔離して接触させないなんて事も難しいです。それに、RSウイルスは感染力がとても強いらしく、息子は生後1ヶ月にして、見事に感染してしまいました。

 

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息子の診断と経過

もしかしてRSウイルスに感染してる?と思い始めたのは、娘の症状が落ち着きだした頃でした。明日にでも登園許可をもらいに小児科へ行こうと思っていた矢先、息子がゼイゼイとRSウイルスの特徴的な咳をするのです。1日様子をみましたが治まる気配はありません。小児科へ行き、息子もRSウイルスの検査をしてもらう事にしました。

診断

RSウイルスの検査方法は、鼻の粘膜を綿棒でこすって調べます。検査の費用について少し触れておくと、小児科によって違いがあるのですが、基本的には1歳未満の子供は保険適応、1歳を超えると自費』になる事が多いのだそうです。理由は、1歳を超えた子供がRSウイルスに感染しても重症化する事があまりない為、調べる必要性がないとされているからだそうです。

1歳を超えた子供さんでRSウイルスの検査を希望される場合は、事前に問い合わせをしてから小児科へ行くのがおすすめです。

 

さて、息子も検査してもらうと、やはりRS(+)。痰を柔らかくして出しやすくするお薬(去痰剤)を処方してもらい、自宅で様子をみる事に。診察して下さった小児科のドクターには下記のように言われました。

  • 1歳未満の子供がRSウイルスに感染した場合、重症化して入院する事がほとんどで、軽症で済むのは稀。
  • 症状が出始めてから3~4日目に酷くなってくる。特に夜間から明け方に酷くなる事が多い。呼吸が止まる事もある。おそらく明日、明後日、明々後日頃がピーク。
  • 呼吸や咳がしんどくて母乳を飲めない、ゼイゼイと肩で息をしたり、胸の一部が凹むような陥没呼吸などの症状が見られた時は夜間でも入院の準備をして救急へ。

怖いですよね。娘が1歳3ヶ月で感染した時にかなり辛そうでしたから、まだ生後1ヶ月の息子はどれだけ酷い症状が出るのだろうと、心配で心配で仕方なかったです。呼吸が止まる事があるなんて聞くと、ろくに睡眠も取れなかったです。

 

経過

RS(+)の診断された当日の息子の症状は、咳とくしゃみ、粘り気のある鼻水が少し、母乳を飲む量がいつもより少な目、寝ている事が多い、お腹が緩くなっているのかいつもより水っぽいウンチが何度も出る、などでした。熱は平熱です。

 

それが、次の日のお昼くらいになると咳が少し酷くなり、呼吸をする時にヒュウヒュウと音が聞こえるようになりました。このまま夜になると、もっと酷くなって夜間救急に行く事になるのだろうか・・・と不安なまま日中を過ごしたのですが、どういう事か夕方になるにつれて、どんどん症状が回復していったのです。

 

そのまま次の日を迎えても症状は酷くならずに回復に向かい、結局、熱も上がらないまま、2.3日ですっかり元気になりました。今回たまたま軽く済んだだけだと思うのですが、本当に良かったです。

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RSウイルスに対して出来る事

ワクチンが無いRSウイルスに感染しない為には、1人目の赤ちゃんであれば、家族が手洗いうがいを徹底したり、人混みに連れて行かないなどで、ある程度は予防出来るのかなと思います。でも、2人目の赤ちゃんだとそうはいきませんよね。特に、上の子が保育園や幼稚園で感染してしまった場合、防ぐ事は難しいです。

 

私が今回、RSウイルスに対して出来た事と言えば、マメに鼻水を吸ってあげる事くらいだったと思います。かなり粘りの強い鼻水が出ていましたから、口で吸うタイプの鼻吸い器を使って吸うのはとても疲れました。この機会に電動の鼻吸い器を購入しようか検討中です。

 

それから、急に状態が悪化した時でも困らないように、夜間や早朝でも診てもらえる救急病院や、赤ちゃんが入院出来る病院を事前に調べておくのも対策のひとつだと思います。入院施設のある大きい病院は紹介状が必要な事が多いですから、そのへんも調べておくと安心かなと思います。

 

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娘が1歳3ヶ月でRSウイルスに感染した時にも思いましたけど、もう本当にRSウイルスは勘弁です。長くなりましたが、読んで下さってありがとうございました。