第2子出産レポ③産まれた!
第2子出産レポ②の続きになります。
子宮口が8㎝開いて、さぁ、いよいよ出産!という時に まだ病院に向かっていなかった主人(^^;私は一人で陣痛に耐える覚悟を決めました。
第2子出産レポ②はこちらになります。よろしければご覧ください!
「ご主人、もう間に合わないけどいいね??お産に入るよ!」
助産師さんがそう言いながら、お産の準備をすすめてくれます。ここまで来たら途中で止める事なんて出来ませんからね、「はい、お願いします。」と答えようとしましたが、陣痛の波が来て答えらず、息をゆっくり吐きながら、右手でOKサインをして返事をしました。
そして、強い陣痛の波を逃しきれず、唸り声をあげて叫びながら分娩台の上で軽く暴れてしまって、「暴れないで~!!ベッドから落ちる~!!!」と、助産師さんに押さえつけられました(笑)
この感覚、なんと言ったら良いんでしょうね!?
『痛い』とはまた違うんです。もう本能ですかね??赤ちゃんを捻り出したいというか、とにかくじっとしていられなくて、唸り声も押さえられなくて必死でした。
通常、お産は子宮口が10㎝開いてから いきむ事になっています。10㎝開く前から いきんでしまうと裂けて大きな傷が出来てしまうので、10㎝開くまでは、陣痛の波が来てもいきまずに ゆっくり息を吐いて陣痛の波を逃します。
この時、私の子宮口の開きは8㎝だったので、「もう少しだけ いきむのを我慢して」と言われていました。
・・・が、無理でした(笑)
次の陣痛の波が来た時、最初のほんの少しは陣痛の波を逃せたんですが、それはもう、いきみたい衝動に耐えられず、唸り声をあげて思いっ切り いきんでしまいました。
でも、助産師さんに止められなかったので、おそらく、この陣痛の波で子宮口が10㎝まで開いたのではないかと思います。
そのあとは、陣痛の波が来る度に必死でいきみました。
2回目に いきんだ時でしょうか、パシャっと温かいものがかかる感覚があって、破水したのが分かりました。そして、次に いきんだ時に、助産師さんがコールしてドクターを呼んでくださいました。赤ちゃんに会えるまでもうすぐです!
ドクターはすぐに登場。大きなハサミを持っておられました(^^;
うわっ!!!切られる!!!と思った瞬間、また陣痛の波が来て、必死に いきんでいる間に切られたのか、痛みは全く感じず。でも、赤ちゃんが産道を通って出て来るような不思議な感覚はありました。
そして、次の陣痛の波で、唸り声をあげて必死にいきんでいたら、あれ?もう何も出てこない?というような感覚になって、ふと我に返りました。
すると、助産師さんが「もう いきまなくて良いよ~」と優しく言って下さり、ドクターが「うさ子さん、うさ子さん、この辺をみながら、ハッハッハッハッとゆっくり息をして」と言って、お腹の上の辺りで息をするテンポで手を動かしてくださいました。私はドクターの手の動きに合わせて、ハッハッハッハッと息を吐きます。そしたら、『にゅるん』と赤ちゃんが出て来るのが分かりました。
「おめでとうございます!」
助産師さんの方を見ると・・・
今にも泣き出しそうな皺くちゃの顔で、くるんと丸くなって、助産師さんの両手に乗っている赤ちゃんが見えます。そして次の瞬間、
あぁぁぁーーーーーーーーー!!!
っと、めちゃくちゃ力強い泣き声が聞こえました。
2018年6月25日、午後8時01分。体重2600g、身長47.5cm。
元気な男の子です!
病院に到着してから2時間ちょっと、ほとんど痛みを感じないままに産まれてきてくれました。
もう、この展開の早さについていくのが必死で、でも嬉しくて嬉しくて、思わず、「うそぉ!!!こんなに早く???」と、言ってしまいました(笑)
そして、二言三言、助産師さんと話していると、分娩室のドア越しに話し声が・・・
ナースステーションで待機されていた助産師さんが入って来られて、「うさ子さん、ご主人到着されたので、今からでも入ってもらっていいですか?」って(^^;
すると、「1分前に産まれましたよ!」と報告を受けた主人は、すっごいマヌケな顔をして分娩室に入って来ました(笑)
仕方ないですよね(笑)
主人も、まさかこんなに早く産まれるとは思っていなかったので、この展開の早さに訳が分からなくなっていたと思います(笑)
さて、そのあとは、主人に付き添ってもらいながら、胎盤の処置と傷の縫合をしてもらいました。前回のお産では なかなか剥がれなかった胎盤も今回はすんなり剥がれ、傷も小さく、出血も少なくはないけれど、前回のように多量ではありませんでした。
そして、ようやく赤ちゃんを抱っこ♡
産まれたばかりの赤ちゃんは、小さくて ふにゃふにゃで可愛くて・・・至福の時でした♡
お産は本当に毎回何が起こるか分かりませんね(^^;
前回のお産も、今回のお産も、私にとって忘れられない素晴らしい思い出です。大した内容ではありませんが、参考にしてくださる方がおられましたら幸いです<(_ _)>
読んで下さり、ありがとうございました。